4月15日にはゴールデンステイト・ウォリアーズとロサンゼルス・クリッパーズが西地区プレーインで対戦する。NBA公式のStarting 5でも、このカードは2日目の目玉として紹介された。ウォリアーズにとって最大の強みは言うまでもなくステフィン・カリーの外角シュートであり、短期決戦ではその破壊力が一気に試合を動かす可能性がある。
ウォリアーズの攻撃は、単にカリーが深い位置から3本を決めるだけではない。オフボールの動きで相手守備を揺さぶり、そこからドライブや追加パスで高確率のシュートを作る構造が核になっている。プレーインのように準備期間が短い試合では、この連続した判断に相手がついていけなくなる時間帯が生まれやすい。序盤からカリーが1、2本沈めれば、守備の重心は一気に外へ広がる。
ただし課題もある。クリッパーズはフィジカルな守備を得意としており、試合が接触の多いローペースになるとウォリアーズの美点が消される可能性がある。だからこそ、ウォリアーズは守備リバウンドから素早く攻め、セットディフェンスを完成させる前にシュートまで持ち込みたい。プレーインではスターの出来がそのまま結果に表れやすく、カリーの3ポイント成功率と終盤の判断力が勝敗を大きく左右する。経験豊富なチーム同士の対決だけに、わずかな流れの差が明暗を分けることになりそうだ。加えてウォリアーズは、プレーインのような短期決戦でこそ経験値の価値が増すチームでもある。相手に流れが傾いた時間帯でも、数本のシュートと守備の修正で一気に戻せる感覚を知っているのは大きい。ただし、その強みはカリーの出来と切り離せない。相手が徹底してカリーを追いかける中で、周囲がスクリーン、カッティング、追加パスでどこまで支えられるかが勝負になる。ウォリアーズらしい連動が出れば、相手には非常に守りにくい試合になる。一発勝負では修正力、終盤の判断、そしてリバウンドやターンオーバーのような地味な数字が最後に効いてくる。派手な見出し以上に、基礎の精度を保てるかが結果を決める。その意味で、この試合やこの報道は次のシーズンを占う材料としても非常に重い。結果だけでなく、内容の積み上げも厳しく見られる局面だ。

