4月15日のプレーイン後、リーグがラメロ・ボールによるバム・アデバヨへの接触プレーを確認していると報じられた。問題視されたのは第2クォーターの場面で、ルーズボールを追う流れの中でボールがアデバヨの左足付近に接触し、アデバヨは転倒して腰を痛め、そのまま試合に戻れなかった。マイアミのエリック・スポールストラHCは「危険で、ゲームに属するプレーではない」と強い言葉で批判しており、試合後も余波が続いている。
ラメロ本人は試合後に謝罪し、直前のプレーで頭部を打っていて状況を十分に把握できていなかったと説明した。重要なのは、ここで問われているのが単なる意図の有無だけではない点だ。ポストシーズンではフィジカルが強くなるが、その中でもリーグがどこまでを「競り合い」と認め、どこからを危険行為とみなすのかは、選手の安全と競技の境界線を決める問題になる。
戦術的に見ると、この種のプレーが議論になると、次の試合で審判の視線や選手の心理にも影響が出る。ホーネッツ側は接触のたびに厳しく見られる可能性があり、逆に相手はより笛を引き出そうとするかもしれない。短期決戦では、技術や戦術だけでなく、こうした空気の変化が勝敗を左右することがある。
チーム事情として、シャーロットは劇的勝利で勢いに乗りたいタイミングだが、話題の中心がラメロの決勝点ではなく危険プレー疑惑に移るのは理想的ではない。若いスターが注目を浴びるほど、プレーの是非がリーグ全体の基準作りに直結しやすい点も重い。短期決戦では一つの判定や処分が、そのままシリーズ以前の趨勢を左右する。だからこそ今回の件は軽く流せない。 ([reuters.com](https://www.reuters.com/sports/report-nba-reviewing-lamelo-balls-trip-bam-adebayo–flm-2026-04-15/))
