4月6日(現地時間)に行われたウォリアーズ対ロケッツ戦は、ヒューストンが117-116で競り勝った。最大の注目は、膝の負傷で約2か月離脱していたステフィン・カリーの復帰だったが、復帰初戦を勝利で飾ることはできなかった。
カリーは復帰戦にもかかわらず29得点を記録し、オフェンスの中心として存在感を発揮した。ゴールデンステイトは終盤に17-6のランで試合をひっくり返し、一度は勝利を引き寄せかけた。しかし最後はアルペレン・シェングンに残り11.1秒で決勝点を許し、1点差で痛い敗戦となった。
ヒューストンではケビン・デュラントが31得点、シェングンが24得点を記録。ジャバリ・スミスJr.の23得点、アメン・トンプソンの18得点も大きく、主力が分散して得点できたことが勝因だった。接戦の最終盤でも個人技に頼り切らず、複数の選択肢を持って攻め切れた点は、プレーオフを見据えても大きい。
ウォリアーズにとっては、カリー復帰という明るい材料があった一方で、順位面では厳しい現実も突きつけられた。ロイターによると、敗れたゴールデンステイトは西地区10位でプレーイン圏内にとどまる見通しが強くなっている。残り試合で劇的な上積みを作るには、カリーの試合勘回復だけでなく、周囲の得点効率改善も欠かせない。
また、この試合ではステフィンとセスのカリー兄弟がNBA公式戦で初めて同じチームの一員として出場した。数字だけでなく、ウォリアーズにとっては象徴性の強い一戦だったと言える。
総じてこの試合は、復帰したスーパースターのインパクトと、上位争いを続けるロケッツの勝負強さが同時に表れた内容だった。ヒューストンは6連勝で勢いを維持し、上位シード争いをさらに面白くした。一方のウォリアーズは、カリー復帰をきっかけにプレーインからどこまで状態を引き上げられるかが今後の焦点になる。

