レイカーズにとって、シーズン終盤を揺るがす大きなニュースが出た。ロイターによると、ルカ・ドンチッチは左ハムストリングのグレード2損傷を受け、欧州で専門治療を受ける予定だという。回復にはおよそ1か月が見込まれており、レギュラーシーズン残りだけでなく、プレーオフ1回戦の一部まで影響する可能性がある。
ドンチッチは今季、得点、アシスト、スティールでチームをけん引しており、攻撃の出発点でもあり終着点でもある存在だ。その不在は単純な得点減では済まない。ハーフコートでの創出力、終盤の意思決定、味方のシュート効率まで連動して落ちる可能性が高い。さらにロイターは、オースティン・リーブスも左腹斜筋の負傷で4〜6週間離脱見込みだと伝えている。主力ボールハンドラー2人が同時に欠ける構図は、レイカーズにとって最悪に近い。
順位争いの面でも影響は大きい。報道時点でレイカーズは西地区上位シード争いの最中にあり、残り数試合で順位が入れ替わる可能性を抱えている。ホームコートアドバンテージを確保できるかどうかは、1回戦の難度を大きく左右する。ドンチッチとリーブスの不在が続けば、その前提自体が揺らぐ。
レブロン・ジェームズがなお高い水準でプレーしているとはいえ、終盤戦とプレーオフを一人で背負うには負担が大きい。今回のダラス戦でも、レブロンは30得点15アシスト9リバウンドを記録したが勝利には届かなかった。個人の奮闘とチームの勝敗が切り離され始めている点が、今のレイカーズの苦しさをよく示している。
このニュースの本質は、レイカーズが弱くなったという単純な話ではない。優勝を狙えるポテンシャルを持ちながら、最も重要なタイミングで健康状態に大きな不確実性を抱えたことにある。ポストシーズンは実力だけでなく、戦力をそろえたまま入れるかどうかがすべてを左右する。レイカーズはまさにその難しさに直面している。

