トロント・ラプターズは4月13日、ブルックリン・ネッツに136-101で快勝し、東カンファレンス第5シードを確定させた。これでラプターズは2022年以来のプレーオフ進出が決定。中心となったのはスコッティ・バーンズで、18得点12リバウンド12アシストのトリプルダブルを記録し、攻守両面で試合を支配した。
試合序盤はネッツも食らいついたが、ラプターズは第1クォーターからボールがよく回り、外角とインサイドのバランスが取れた攻撃を継続した。RJ・バレットが26得点、ブランドン・イングラムも25得点を記録し、バーンズのゲームメイクを受けた複数のスコアラーが効率良く得点。前半を70-61で折り返すと、後半は守備でも強度を上げて一気に突き放した。
今季のラプターズは、単に若いだけのチームでは終わらなかった。バーンズがオールラウンドな司令塔として存在感を高め、バレットやイングラムとの役割分担も整理されてきた。特に終盤戦は、速い展開だけでなくハーフコートでも得点を作れる場面が増え、プレーオフ向きの戦い方に近づいていた印象がある。
1回戦の相手は第4シードのクリーブランド・キャバリアーズ。経験値では相手が上だが、ラプターズにはサイズ、運動量、そしてバーンズという試合全体を動かせる選手がいる。バーンズが得点だけでなくリバウンドとアシストでも数字を残せることは、シリーズの中で戦術修正をしやすいという意味でも大きい。この最終戦は、順位を決めた一勝であると同時に、ラプターズが本当にポストシーズンへ戻ってきたことを示す内容だった。
加えて守備面でも、ラプターズは後半に相手のリズムをしっかり断ち切った。若いチームは点の取り合いに流れやすいが、この日はリード後も集中を切らさず、試合をきちんと締めている。プレーオフではこうした細部の質が勝敗に直結するだけに、最終戦でこの完成度を見せられた意味は小さくない。
ポストシーズンや来季への接続という意味でも、このニュースは単発で終わらず、今後のチーム評価を左右する材料として注目される。

