4月6日(現地時間)のマーベリックス対レイカーズ戦は、ダラスが134-128で勝利した。試合の主役は間違いなくルーキーのクーパー・フラッグだった。フラッグは45得点、8リバウンド、9アシストという圧巻のスタッツを残し、わずか数日前の51得点に続いて再び爆発した。
ダラスは前半からフラッグを軸に攻撃のテンポを作り、レイカーズに主導権を渡さなかった。フラッグは自ら得点するだけでなく、味方の得点機会も生み出し、試合全体の流れを動かした。ベンチ陣も機能し、ダラスの控えは46-35でロサンゼルスを上回った。こうした総合力の差が、最終的な6点差以上に内容の差として表れていた。
レイカーズはレブロン・ジェームズが30得点15アシスト9リバウンドと奮闘し、ルーク・ケナードもキャリア初のトリプルダブルを記録したが、主力の離脱が重かった。ロイターによると、ルカ・ドンチッチはグレード2の左ハムストリング損傷でレギュラーシーズン残りを欠場見込みとなり、オースティン・リーブスも左腹斜筋の負傷で4〜6週間の離脱見通しとされている。プレーオフを前にしたこのタイミングでの故障は、シード争いにも直結する。
ロサンゼルスはすでに50勝台に乗せているものの、主力不在のまま残り試合を戦うことになれば、ホームコートアドバンテージを失う可能性もある。ドンチッチの得点力とゲームメーク、リーブスの二次創出が同時に欠けることで、レブロンへの負担は大きくなる。今回の敗戦は単なる1敗ではなく、チームの終盤戦の構図を変えかねない結果と言える。
一方のダラスは、順位面で大きな上積みが難しい状況でも、フラッグの成長をはっきり示した。単発の大当たりではなく、高水準の得点とプレーメークを連続して再現できている点は大きい。来季以降を見据えても、チームの中心が誰なのかを強く印象づける試合だった。

